ケアマネージャーを真剣に目指す人へ【ケアマネ全書】
医療従事者

医療従事者

病院、診療所、薬局、医院、助産所、歯科技工所、施術所、介護老人保健施設などの医療機関に従事、それらを開業している人が多くいます。医療従事者は生命、精神、身体を有している人間に接する職業であることから常に高いレベルの専門知識が要求されます。

現場で働く医療従事者

医療従事者が働く現場は数多く、病院施設のみでなく、介護施設にも看護師の設置が必須となっていたり、救急用に特定の医療機関と連携をしていたりと、医療従事者と介護との繋がりは深いものとなっています。

ケアマネージャーの試験においては、医師と歯科医師に限っては保健医療サービスの科目が基礎と総合を含めて免除となります。その他のコメディカルについても保健医療サービスの基礎問題が免除されます。

医師

今では医師と呼ばれるようになりましたが、高齢者の方たちには医者という呼び名のほうがしっくりくるんではないでしょうか?

医療行為を行うことを許された、業務独占と名称独占の二つを持つ国家資格です。

医師という職業が確立されたのは、紀元前7000年前のメソポタミアやエジプトなど古代から国家に使えていた呪術師でした。その呪術による医療は政治を扱うための一つの用具として考えられていました。日本においても宗教との関わりは深く、鎌倉時代、仏教者の中に医療行為を行うものが居れば、その医療者は僧侶のような衣装を身に着けたそうです。

やがて呪術や宗教との関係から医療者が離れ出したときから、医者という職業が自立しました。そうして時代が鎌倉・室町時代を越えると医療を職業とする人が増え、開業や独立、流派が派生し始め、その流れを受け継いだのが今の医師となります。

歯科医師

歯科医療を業とし、それと同時に保健指導を行うことが出来ます。他の専門医療と違い、身体に直接行う治療と違い、口腔内の歯の治療を専門とした医療です。

歯科医師の創設は紀元前500年頃のエジプトでした。その頃から歯科専門医が存在していましたが、日本では江戸時代に歯抜き師や口中医入れ医師という名で存在しました。1948(昭和23)年に歯科医師法が制定され、以来国家資格試験を受けて、合格した人がその業を名称独占の資格の元に行うことが許されています。

薬剤師

1960(昭和35)年8月10日に法で政令されてから薬剤師の業務や試験、罰則まで定められています。厚生労働大臣により認定された国家資格者が医療薬の販売や薬剤の調合を業としています。しかし医師、獣医師、歯科医師らの処方箋によって調剤を行いますが、その処方の要求については正当な理由がない場合は、受け入れの拒否はできません。また処方箋がなければ調剤してはならないと決められています。

保健師

厚生労働大臣の許可により、保健指導に従事する者という風に法律で制定されている国家試験を突破した人のみに与えられる国家資格です。名称独占の資格なので、他の有資格者(医師、栄養士、養護教諭等)が保健指導などの保健師が業とする業務を行っても良いとされています。

また保健所等の市町村市役所や役場などに配置され、そこで保健指導、療養指導、衛生教育や健康相談を行っています。

助産師

国家資格である看護師の資格を有しているか、もしくは看護師の受験資格がある人が専門の養成機関での課程を修了させ、卒業した後、助産師国家試験に合格することで資格を得ることが出来ます。助産師は妊婦、褥婦、助産、新生児の保健指導に従事しています。

江戸時代には「産婆」として呼ばれ、独立などにより自宅分娩の介助など広く浸透していましたが、産婆が高齢化してきました。ですが、今でも自宅分娩や助産所で出産を自由に希望できるようになっています。また女性の職業と思われていた助産師も助産士という職名で男性の従事者も見られるようになりました。

看護師・准看護師

白衣の天使と呼ばれる看護婦は男性の看護士と区別していたのが、今では統合され、看護師と称されるようになりました。

医師の指示の元に診察の補助や、入院中の援助、病気の予防や健康の維持・促進の指導を職務としています。看護師という職業はイギリスのフローレンス・ナイチンゲールが創りました。ナイチンゲールが体験したクリミア戦争時に看護を宗教から切り離し、看護婦教育所を立ち上げました。女性職であった看護師も今では男性が看護師を希望するようになり、男性を受け入れる看護学校がほとんどです。

  • <ケアマネージャーって何?>資格取得・仕事内容・就業場所・給料/年収
  • <受験資格のある国家資格>ケアマネージャー試験概要、他
  • <ケアマネ関連資格>ホームヘルパー・福祉用具専門相談員、他

関連リンク